薬草
中山の薬草は禿山にあった。禿山ってのは、伊吹登山道をいうとある。はげ山の途中は、尾根がこんだけしかないところがあるんだよ。
キボウは食べた。キンパイソウ。トウキは、匂いが良い。その次がクロモンジだでな。クロモンジは木だで。
トウキは伊吹山行くと、自然に生えているのだけど。育たない?そんなことはない。種まいて、簡単にできるよ。撒いたらはえるがや、3年経つと、成長してまってあかんだでな。多分、3年で終わってしまう。花咲かしてまってしまいやで、花を咲かせんでおくと長引く。結局、成長してまうんだでな。一生が済んだということや。
この辺では、ゲンノショウコやらウツボグサ、いろいろ細かにあるでな。
栽培するってったら、そりゃ。イカリソウの栽培から。これはええと思うよ。これも、自然にいろいろはえるんだで。日光半分あたるぐらいにしておいて。それが栽培だで。
林道いくと、いちめんこあるところがある。伊吹山のふもとでも、あるほどある。この辺でもあるけどさ。安土で自生している。そこにあるってことは、上手に栽培すれば、成就する。かきどおしってのは、自然にどんどん生える。強いでしょ。
ウドグサだって、種まいてやったらいくらでもできる。休耕田に撒いたらいくらでもできる。ウドグサは牛にも食わせるなっていったくらいでな。でも、お風呂には茶色い色になるで喜ばれるけど。
薬草は、自然に生まれたものは、薬害もないし、薬草はいいと思う。