秋休みが済んでから炭焼きにいくようなものは 話者 美束出身 古老
秋休みが済んでから雪降りだしてから、欲かいて、炭焼きにいっているものは助けにいかんでもいいという掟があった。
それでも、炭焼きに行く人がいて、雪に埋もれた人があったので、助けに行った。
総寄かけて、親父が急遽、大きなかんじきを竹でつくって。
秋休みがすんでからは、近いところを焼く。30、40俵出る小さな窯で焼いて、冬を過ごした。
朝、早く起きて、暗いうちから木を切っていた。カンカンと音がすると、まだ、おるらしいと思われるのはいやなので、鋸で切った。
お盆のときは、もうひとかまあげようと、した。
お盆前になって吹谷に登ると100ぐらいの窯があった。